衝撃の事実:「副腎疲労」は存在しない
これは知りませんでした。
「副腎疲労」という言葉、よく使われているけれど、実は科学的根拠がないんです。
2016年の研究で、副腎機能障害と疲労を関連付ける科学的根拠は存在しないと結論づけられました。米国内分泌学会も「副腎疲労」を公式に否定しています。
研究結果を見ていると、どうやらサプリなどのビジネスのために「副腎疲労」という言葉が使われているようです。
でも、疲労に苦しむ人たちは確実にいる
一方で、慢性疲労症候群は科学的に証明された疾患です。
「副腎疲労」という概念はないけれど、疲労に苦しんでいる人たちが確実にいる。
わたしもその一人でした。
わたしの疲労体験
以前、ビタミンCを定期的に摂取していたのですが、やめた途端に疲労感がものすごかった。
症状はこんな感じ:
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朝、ものすごく疲れている
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日中も隙間時間で寝ないと一日がもたない
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運動する気力、体力もない
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とにかく寝たい
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便秘になったり
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夜眠れなくなって、排尿もチョロチョロになる
人によって原因は違うけれど、わたしの場合はビタミンC欠乏により疲労感が強く出たのだと思いました。
解決策を見つけた瞬間
今回はアスコルビン酸を水に混ぜて、水分摂取と一緒に摂取することにしました。
これがすごく良かった!
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休まなくても一日、駆け抜けられる
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「ランニングをしよう!」って思えるようになった
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睡眠の質も上がった
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排尿、排便も良くなった
なぜビタミンCで改善したのか?
実は、ビタミンCには疲労回復に重要な役割があります。
💡 科学的メカニズム
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副腎皮質ホルモンの合成サポート:ストレス対応に必要なホルモン生成を助ける
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強力な抗酸化作用:体の「サビ」を防いで疲労の原因となる活性酸素を除去
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エネルギー代謝の促進:細胞レベルでのエネルギー生産をサポート
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コラーゲン合成:血管や組織の健康維持で全身の機能向上
つまり、わたしの場合はビタミンC不足が疲労の根本原因だったということ。
本当に大切なこと
何が大切かって、副腎疲労がどうこうではなく、カラダの声を聴いて、今必要なこと(栄養など)をしていくこと。
これは変わりません。
自分に合うものを選ぶ。
自分に合っているかがわかるようになるために、感覚を研ぎ澄ます積み重ねをする:
✨ 心身を整える実践法
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睡眠
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運動
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ボディワーク
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ランニング
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瞑想
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エネルギーケア
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アロマケア
これらを通して、心身ともに「ととのっている」状態を作っていく。
疲労に悩む方への実践的アドバイス
✅ まず医師に相談
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甲状腺機能異常(ちなみに私は甲状腺腫瘍あります)
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貧血・栄養不足
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睡眠障害
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うつ病・不安障害など
✅ 基本的な栄養状態をチェック
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ビタミンB群、C、D
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鉄分、マグネシウム
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たんぱく質の摂取量
✅ 1〜2週間、体の変化を観察
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症状の記録をつける
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何が効果的かを見極める
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私はnoteに書くことが多い
⚠️ 大切な注意点
ビタミンCが万能ではありません
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個人差があります
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他の病気が隠れている可能性も
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症状が続く場合は必ず医療機関へ
まとめ:科学と体験の両輪で
「副腎疲労」という診断名に頼るのではなく
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科学的事実を知る(正しい情報収集)
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自分の体の声を聞く(セルフケア)
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必要に応じて専門家に相談(適切な医療)
疲労の原因は人それぞれ。大切なのは、流行りの概念に振り回されるのではなく、自分自身と向き合うことなのかもしれません。
あなたの疲労の原因は何だと思いますか?💭
この記事は個人の体験に基づくものです。症状が続く場合は、必ず医療専門家にご相談ください。