断捨離の本質「離」——執着からの解放と新たな豊かさ

生活にあふれるモノたち。
気づけば私たちの周りには、必要以上の物が溢れています。

「断捨離」とは、不要なものを手放し、本当に必要なものだけを大切にする生き方です。

断捨離の「断」は不要な物を入ってこないようにすること、「捨」は今ある不要なものを手放すこと、「離」は物への執着から自分を解放することを意味します。

これは単なる掃除や整理整頓ではなく、心の持ち方を変える生活哲学です。

断捨離を始めるには、まず自分にとって本当に必要なものは何かを見極めることが大切です。

「この一年使っていないものは手放す」というシンプルなルールを設けるのも効果的です。
意外と難しかったです。
もしかしたら使えるかも?って少し思っていまいます。笑

断捨離を実践してみて、意外と時間がかかりました。

私は断捨離の途中でこう感じました。

断捨離はエネルギーと余裕がなければ無理だと感じました。ようやく生活全体に余裕が生まれて、「よし!やろう!」って動けました。

物を溜め込むということは、エネルギーが滞っているサインかもしれません。それは現在の生活に満足できていないことの表れでもあるでしょう。

『あの時こうしておけばよかった』と過去を振り返ったり、思い出に浸ったりする時間があります。

しかし、今が充実していて満たされていれば、今まで全く捨てられなかった私でも、次々と物を手放せるようになりました。

思い出を振り返る時間があるなら、前に進みたいという気持ちが今は強いです。この気づきも、断捨離から得た大切な学びの一つです。

この実践を通して、物を溜め込むということは、過去への執着やエネルギーの滞りを示しているのかもしれないと気づきました。

現在の生活に満足し、充実感を得られていれば、過去の思い出の品々へのこだわりは自然と薄れていきます。

断捨離の本質は「離」にあります。
『離』は物への執着から自分を解放すること。
今回はこれをすごく感じたし、出来た実感があります。物理的な整理を超えた心の変化こそが、断捨離の本質です。

物への執着から解放されると、「思い出振り返る時間あるなら、前に進みたい!」というポジティブな気持ちが生まれ、過去ではなく現在と未来に意識が向くようになります。

断捨離のプロセスは、単なるミニマリズムの実践ではありません。

それは自分自身について深く学ぶ旅でもあります。物を手放す過程で様々な発見がありました。

なぜその物を持っていたのか、なぜ手放せなかったのか、そして手放すことで何が変わるのか。これらの問いに向き合うことで、自分の価値観や執着のパターンが見えてきます。

今回一番印象に残ってたのは、柔道、スキー、野球のトロフィー、メダル、タテを全部捨てられたことです。長年捨てられなかったけれど、捨てる過程でこう思いました。

私は本当に長年頑張ってきたんだな、たくさん成績残してきたんだなと自分を労うことが出来ました。
特に柔道をやっていた自分に執着していたのかもしれませんね。

この執着を手放せたとき、どう変わっていくのかは見ものですね。また書きます。

断捨離はオススメですが、やろう!と思えるときにやるのがいいですね。
部屋のエネルギーもすごく良くなりました。

時間をかけて、古いものは処分していきます。どうなるのか楽しみです。

物を減らすことは、人生を豊かにする確かな一歩なのです。